大学助教の保はオメガの性には甘んじないと発情抑制剤の研究に没頭するが、ついに迎えた発情期に抗えず男達に襲われてしまう。<br />そんな保を助けた男はアルファだった。<br />彼・門脇にいたわるように触れられキスされて、陶酔する。<br />彼は運命のつがいだったのだ。<br />抱かれてもなお、つがいとなることを拒否する保を見守る門脇。<br />やがて薬の開発が間に合わないまま、二度目の発情期が訪れ……。<br />