勤め先を辞め失意の中にいたパティシエの玲央は、突然訪ねてきたラウロに、ホテルのパティスリーへ招かれた。<br />彼は支配人だという。<br />豪華な社宅に案内され、ラウル自らが甲斐甲斐しく世話してくれる。<br />不審者達に襲われた時も、駆けつけた彼に救われた。<br />抱き締める腕に安堵しすがった玲央だったが、ラウルの青い瞳は獰猛な熱を孕んでいた。<br />貴方を貪り尽くしたいと、求められ……。<br />