愛を乞い、恋を奏でる【イラスト付】
妹を亡くし、失意のまま引きこもっていたピアニストの紬季。
ピアノを弾くことも、自分自身のことさえもなげやりになっていたが、押しかけハウスキーパーの真紘は「今日からきみの恋人になります」と世話をする。
自分を罰するために痛みを求めるも優しく抱かれ、そして半ば無理やりに鍵盤に向かわされた。
追い詰められ叩きのめされて、ようやく前を向こうとした。
これからは、真紘のためだけにピアノを弾こうと思った。
けれど彼の思惑は別にあり──。
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