特別少年院物語
2000年秋。
敵対する暴走族との乱闘で死者を出した「トーヨーボール殺人事件」で逮捕され、青森特別少年院へと送られた石元太一。
‘札付きのワル’が集まった不良の巣窟で喧嘩沙汰やイジメに直面するが、時が経つにつれて院生同士の友情が芽生え、教官との信頼関係が築かれていく。
厳しい規則のなかでも笑いがある日常。
だが‘ある出来事’をきっかけに太一は「暴動」の首謀者となり拘束され、そして……一般社会の学校とはまったく別の世界でうまれた青春。
力だけが自らの存在価値だった少年たちの更生の物語を、非行少年の側からの視点で描いていく。
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