繊細な美貌を持つ十火は、危険な雰囲気を纏う八州会会長・八島の命を助けたことから、半ば強引に八州会に引き留められることに。<br />どんなに拒んでも、自身の欲望を隠さずに十火を口説いてくる八島。<br />何のために自分を欲するのかわからないまま、体に押し当てられた熱は、過去の幻影に囚われる十火の心を少しずつ解いていき―。<br />