欧州小国で暮らす学生の四季は、暴漢に襲われた所を謎の青年・領一に救われる。<br />「大丈夫?」と伸ばされたまっすぐな声と大きな手は、不思議な程四季を安心させた。<br />もう逢う事もないと思っていたのに、住み込み家庭教師として四季の前に現れたのはなんと領一で!?数々のコンプレックスを刺激してくるくせに、惜しみなく「好き」と言ってくる彼に、素直になれない四季。<br />それが惹かれているからだと気づいた時、領一の別の顔を知ってしまい…。<br />