淡雪に花の褥【試し読み増量版】
――お前は初物じゃないから、値がつかない。
安売りされ、輪姦まがいの水揚げで華実屋の娼妓となった雪笹。
屈辱の夜から七年。
一番手の座を手に入れながらも心の傷を抱えて過ごしていたある日、亡き父に似た堀井という客に出会う。
「お前が欲しい。
なのに虐めたくて堪らない」彼の舌で、指先で、時には柔らかい筆先で。
狂おしいほどの快楽で喘ぎ泣かされるが、溢れるほどの愛情をくれる堀井に惹かれていくように?ずっとこの人といたい。
そう思い始めた矢先、ある事件が起こり――!? 【限定SS付】
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