黒狼王の水鏡
広告代理店に勤める馨は、人ならざるものが見える特異体質を持っていた。
そのため周りに馴染めず、孤独な思いを抱えていたが不思議な鏡を拾ったことをきっかけに、馨の生活は一変する。
なんと、鏡から獣の耳と尻尾を生やした少年が現れたのだ。
「物の怪を統べる王、黒狼の化身・大牙だ」と名乗った少年は鏡が割れたせいで力を失い幼体化し、元の世界に帰れないと言う。
そんな大牙の面倒をみることにしたが、彼は人間を毛嫌いし、敵意を向けてくる。
それでも時間を重ねるごとに心を開いてくれ、馨もまた、大牙との生活に孤独を忘れかけていた。
しかし 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。
イラストは表紙のみの収録となります。
ご了承ください。
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