水晶の国 運命の子は異世界の王子に溺愛される
【イラスト付き】 大学生の市村玻璃は幼少期に両親を亡くして以来、ジュエリーデザイナーの叔母・真珠と暮らしながら父が専攻していた結晶学の研究をしている。
そんな玻璃は触れた石の記憶や個性といったものが分かる、という能力があるが役に立つことは少なく、しいて言えば真珠の誕生日プレゼントを探している最中に、傷一つない不思議な水晶のネックレスを見つけたことだけ。
人と関わることにトラウマのある玻璃は、真珠以外にその能力のことを打ち明けたことがなかった。
しかしある日の研究中謎の事故に巻き込まれてしまい、異世界に転移した玻璃は金髪碧眼の美青年に介抱される。
倒れていた自分を世話してくれた青年はスヴェンという名の、異世界の国・ルウミの王子であった。
彼は玻璃の持つ水晶がこの国で生まれたもので、玻璃はその水晶によって呼ばれた特別な存在だという。
言葉も通じない自分を助けてくれたスヴェンのため、玻璃は彼に力を貸すことになり…? 電子限定書き下ろしSSを収録!!
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