Cinder シンダー
◎未来は決まってない。
運命は自分で選ぶもの。
――どんな試練にも負けない――私の身体は鋼のサイボーグ。
でも心には勇気と優しさが溢れている。
人生における本当の魔法――それは、運命を信じる力。
サイボーグだってきっと愛される!◎全米を代表する娯楽誌&経済誌も絶賛した、心打たれる魅惑的なサイバー&ファンタジー〈シンデレラ〉ストーリー!◎遥か未来の地球、ニュー北京。
人とアンドロイド、サイボーグが共存する地球は、原因不明の感染症により人類滅亡の危機にさらされていた。
地球の存亡は、感染症を撃退するワクチンの開発にかかっていた。
そんなさ中、月に住む〈ルナー〉の王女セレーネが、地球の王子カイに、〈ワクチン〉と引き換えに結婚という名の〈侵略〉をしかけてきた……。
◎〈あらすじ〉義理の妹のピオニーが、不治の疫病に感染した……。
ちっ、しかも私の不注意だから、余計に心が痛い。
だけどひとつだけ光明がある。
何故だかわからないけど、私は感染しなかったのだ。
王室の医者のドクター・エルランドによれば、私には疫病に対する〈抗体〉があるという。
人類のため、いや義理の妹を救うためこの身を捧げることにした。
ちょっと怪し気な博士だけど研究の熱心さだけは認めよう。
そんなこんなのうちに月と地球の関係がやばくなってきた。
国に不幸が起こり、遂にカイ皇太子と月の王女の婚約が成立するかもしれない。
ま、あたしには関係ないけど。
と思っていたが、実はこれが大きく関係していたんだなんて……。
婚姻発表が行われる舞踏会の開催が迫るなか、私の運命の歯車が大きく動き始めた――。
◎新人作家のデビュー作を、全米を代表する娯楽誌&経済誌を始め新聞・雑誌で絶賛!「おとぎ話とSFの素晴らしい融合。
『シンデレラ』×『ターミネーター』×『スター・ウォーズ』だ!」――エンターテインメント・ウィークリー「サイボーグのための白馬の王子様の登場――」――ウォール・ストリート・ジャーナル「よく知られたおとぎ話にまぶされた名作SF&ファンタジー映画のスパイス。
」――USAトゥデイ.com「すばらしい、ただそのひと言に尽きる」――「ロサンゼルス・タイムズ」「寓話でもありディストピアSFでもあるこの本を開いた読者は、ページをめくるのが止められないほど魅惑的な作品だと知るだろう」――「VOYA」「新人作家メイヤーは、その才能を活かし、我々が読んだことのないワクワクさせてくれる作品を生み出した。
」――「パブリッシャーズ・ウィークリー」■著者プロフィール マリッサ・メイヤー Marissa Meyer マリッサ・メイヤーはワシントン州タコマに夫と三匹の猫と住んでいる。
日本のアニメーション『美少女戦士セーラームーン』とテレビドラマ『ファイヤーフライ 宇宙大戦争』の大ファン。
特に『美少女戦士セーラームーン』は同人誌作成などで、全米の『セーラームーン』ファンの中でも知る非人ぞ知る存在。
子供の頃からおとぎ話が大好きで、作家になる夢を捨て切れなかった彼女が、ついに夢を実現させたのが本作である。
デビュー作である本書は〈ニューヨーク・タイムズ〉のベストセラーリストにランクインしている。
本国では、本作の以後、続編が〈The Lunar Chronicles〉シリーズとして『Scarlet』『Cress』『Fairest』と刊行されている。
ウェブサイト:www.marissameyer.com
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