雪の女王 アンデルセン童話集
◎社会現象を巻き起こした大ヒットアニメーション『アナと雪の女王』の原点! アンデルセンの『雪の女王』を文庫化!◎あなたは大切な人だから――必ず助ける! 凍った心を救うのは、一途な愛。
真実の愛と勇気、一途な思い……普及の名作に込められた感動体験をいま、あなたにお届けします!◎〈『雪の女王』あらすじ〉あるところに、カイという少年とゲルダという少女がいました。
ふたりは大の仲良し。
ある日、悪魔の作った邪悪な鏡のかけらが、カイの目と心臓に刺さります。
その日から、優しかったカイの性格が一変しました。
ある雪の日、ひとりでそり遊びをしていたカイの前に〈雪の女王〉が現れます。
雪の女王はその冷たい魅力でカイをとりこにして、連れ去ってしまいました。
ゲルダは大切なカイを探すため、世界の果てに旅立つ決意をします。
果たして、ゲルダはカイ少年に再びめぐりあえるでしょうか? そして、失われた少年の優しい心をとり戻せるのでしょうか……?◎〈収録作品〉『雪の女王 七つのお話でできたものがたり』『人魚姫 リトル・マーメイド』『親指姫』『雪だるま ?スノーマン?』『おまめのプリンセス ?えんどう豆の上に寝たお姫さま?』『雪の花 ?スノードロップ?』[著者プロフィール]ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 1805年4月2日、デンマークのフューン島に生まれる。
修繕屋を営む父親と洗濯婦の母親に育てられるが、家庭は大変貧しかった。
しかし、貧しくとも心は豊かであれ、との父親の教えと影響で、幼少の頃より文学や演劇に興味をもっていた。
1816年、14歳の時に、歌手・俳優を目指し、わずかばかりのお金を手にし、デンマークの首都コペハンーゲンに旅立つことを決心する。
しかし、下層階級の出身であり、お金もなく、なかなか夢は叶わなかった。
だが、アンデルセンはそんな境遇にも絶対に諦めることなく、様々なことにチャレンジする。
その情熱と意欲を買った支援者によって、基礎教育・高等教育を受けられることとなる。
文才はたちまち現れ、1835年に『即興詩人』『子どものための童話集』を刊行し、作家・詩人としての地位を確立する。
以後、1875年8月4日に没するまでに、生涯を通じて156編の童話を書きあげた。
彼の作品は、世界中の100ヵ国以上の言語に翻訳され、今なお愛読されている。
また、デンマークの国家的象徴として、同国に多大なる観光収入をもたらしている。
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