クリス・ブロンソンの黙示録2【合本版】
イギリスの刑事クリス・ブロンソンは遠く離れた異郷の地、北アフリカはモロッコの首都ラバトに出張していた。
現地でイギリス人老夫婦オコーナー夫妻の交通事故死について調査するためだ。
しかし調査を進めるにつれ、次第に不審な点が露わになってくる。
どうやら夫妻はある古代の粘土板を巡るトラブルに巻き込まれて殺されたようなのだ。
これは単なる交通事故なんかじゃない……そしてそのことに気づくや否や、ブロンソン自身にも危険が迫る。
相手はその粘土板のためなら殺人をもいとわぬ恐るべき連中だ。
ブロンソンは元妻で大英博物館学芸員のアンジェラ・ルイスと力を合わせて、粘土板の秘密を追求することを決意する。
それはまさに預言者モーゼにまつわる伝説の宝物を追い、はるか紀元前から現在まで続く悲しいユダヤの歴史をたどる大冒険の幕開けを告げるものだった――。
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