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実話怪談 怖気草

死ぬ。
消える。
終わる。
3択しかない恐怖。
シンプルに恐ろしい「超」ヘビー級怪談!屋根裏に掛けられた襖の絵の掛け軸。
集落に伝わるそれにはある役割が…「掛け軸」、屋上にある社に生贄を捧げているという噂のビル。
オーナーは何を隠しているのか…?「蛇塚」、山で偶然見つけた石碑、その写真を撮った男はやがて…「Kヶ岳の写真」他、ヘビー級のガチ怖25話を収録。
風にざわざわと鳴く草葉のように、厭な予感が聞こえてくる。
姿は見えないが、それはもう皮膚の上を這っている。
やがて手足に絡みついた怖気は、絶望的な重さとなって貴方を闇の底へと引きずり込む。
どこまでも深く、深く。
圧倒的な負の重力――この怪はとてつもなく重い。
著者について神奈川県出身、O型。
大学の非常勤講師として働く傍ら、趣味で実話怪談の蒐集を始めた。
実話怪談コンテスト超-1/2010年大会、稲川賞受賞。
第8回ビーケーワン怪談大賞優秀賞受賞。
2011年『恐怖箱 臨怪』(竹書房文庫刊)にて単著デビュー。
主な作品に〈憂怪〉四部作『恐怖箱 崩怪』『恐怖箱 坑怪』『恐怖箱 叫怪』『恐怖箱 醜怪』(竹書房文庫刊)、『恐怖箱 袋小路』(Kindle)、共著に「恐怖箱 百物語」シリーズ等がある。




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