怪奇現象という名の病気
内容紹介エブリスタ×竹書房「第1回最恐小説大賞」受賞作入院患者が自身の体験を語る10の怪顧録。
荒唐無稽な話が突如真実味を帯びてくる瞬間の不気味さ精神病棟の警備員が覗く狂気の裏の真実!精神病院で常駐警備員のアルバイトをする中田哲也。
入院患者の語ることの大半は幻覚や妄想の類だが、まれに何度聞いても一貫して話の辻褄が合い、あたかも事実であるかのように突拍子もない話を語る人たちがいる。
彼らは本当に心の病気なのだろうか。
彼らの見たものが幻覚ではなく、怪奇現象だったとしたら?哲也は患者たちに聞き込みをはじめ、やがて自身も恐ろしい怪異に巻き込まれていく……。
民話的風景に底知れぬ不気味さが漂う患者たちの追憶。
第一回最恐小説大賞に輝く、ノスタルジック短編連作ホラー!
更新中です。しばらくお待ちください。