時は平安時代末期。<br />打倒平家の名の下に進軍を開始した源氏軍。<br />棟梁である頼朝の妻・政子は、夫亡き後「尼将軍」として鎌倉幕府の実権を握る。<br />源義経の正室・郷御前、愛妾の静御前、側室の蕨姫。<br />悲劇の武将をめぐる姫君たちの悲恋。<br />貴族社会から武家社会へと移り変わっていく中、時代の波に翻弄された女たちの波乱の生涯を描く。<br />
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