飲料メーカーの営業マンである牧野哲也は、その美貌から「貴公子」と呼ばれているが、仕事に厳しいため「鬼」と敬遠されていた。<br />後輩の永井宏幸は牧野を恐れず、大型犬のように懐いている。<br />ある晩、出張先のホテルで永井に告白された牧野は、ほだされてつい寝てしまう。<br />牧野は一夜限りのつもりだが、永井はまとわりついてくる。<br />そこで牧野は永井にある「契約」を提案した……!?