時は大正。<br />小説家を志す中条芳は、文豪・三ツ村の内弟子兼お稚児として十余年過ごしてきた。<br />その三ツ村に盗作され、芳は失意の日々を送る。<br />見かねた学生時代からの友人、華族の園池格に誘われ、芳は軽井沢の別荘で静養することに。<br />とある嵐の夜、芳は刀傷を負ったヤクザ風の男、西邑慶を保護する。<br />ヤクザにも拘わらず西邑を懐かしく感じた芳は…。<br />高級別荘地で繰り広げられる究極の禁断愛!