峻厳で一切の感情が窺えない朱麗国国王・峻嶺。<br />彼は貧困にあえぐ領主国・珀に莫大な支援を約束したが、その対価は珀領主・餐華の特別な奉仕だった。<br />峻嶺は無情な行為で餐華を貶め、傷つけていく。<br />そして屈辱に悶えながらも応じるしかない彼に、たびたび問いかけた。<br />「私が憎いか」──と。<br /> 確認されずとも憎んでいる。<br />しかしその皇帝を峻嶺は歓迎した。<br />──誰も知らぬ峻嶺の真意とは? 中華風・ロマンティック幻想絵巻、激愛の第5弾!!