皇軍恋詩 紫の褥、花ぞ咲きける
神聖蓬莱帝国──万世一系の皇帝が2000年にわたり統治してきた、大小一万の島々からなる東洋の絶対君主国。
皇族三閥が連綿と対立し合うなか、涼白宮星華は敵対派閥である如月宮家の養嗣子・紫苑と秘密裏に取引した。
窮地に立たされた姉・水薙伯爵夫人を助けるために。
代償は、紫苑の未来の妻が望んでいるという、マニアックな褥の練習台。
他に差し出せるものもなく、白薔薇と讃えられる清廉な身体を開いたが、星華は想像もしていなかった。
まさかそれが身も心も焦がす狂気の恋の引鉄になろうとは──。
高貴なる皇族たちの、歴史を動かく恋の詩!
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