インチキ聖女と言われたので、国を出てのんびり暮らそうと思います
魔王ルシファーを倒し、再び訪れた二人の平穏な日々。
そこへフレメアによく似た「もう一人の聖女:リール」が現れる。
二人は、記憶を持たず怯えてばかりの彼女を保護し、「聖女」としての活動を通して距離を縮めていくが……一方その頃、ある伝染病が猛威を振るっていた。
「黒痣病」と呼ばれるその病は、元凶とされる魔物を倒しても収束せず、聖女として癒しを施すフレメアとリールは疲弊していくばかりだった。
リールは一体何者なのか? 黒痣病とは何なのか?全てが明らかになるとき、物語は急展開を迎える!!第2回アース・スターノベル大賞 入選作品
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