「そろそろ私も、おまえの極上の蜜を味わうとしよう――」幻想小説家の晶は、義兄の隼士をひそかに想っていた。<br />ある日、隼士の故郷へ同行した晶は、龍神が祀られた壊れた祠を見つける。<br />その夜、気づけば身体中に蛇が舐めるように這いまわり、味わったことのない快楽に嫌悪しつつも、身悶える晶。<br />いつしか隼士への恋情を重ね、体を弄られ犯される悦びに溺れていく。<br />しかもその蕩けきった痴態を隼士に見られて…!? 禁忌で淫靡な官能エロス綺譚!!