谷脇の勤務する病院に深夜、ケガを負った急患が運び込まれてきた。<br />年齢に比べて幼く頼りなげな顔立ちをしたその少年・佑哉を見て、谷脇はかつての恋人を思い出していた。<br />佑哉に治療を施そうとしたものの、触れることすら強く拒絶されてしまい…。<br />愛や恋、そういう気持ちを二人で覚えていこう――。<br />