仮面の獅子王 隠された花園【イラスト入り】
「おまえの唇は甘い…綻び始めた花の蕾の蜜さながらだ」生きていてはならぬ、存在を悟られてはならぬと孤独に過ごしていた紫香。
満月の夜に現れた獅子の仮面の男――獅子王は、そんな紫香の心を乱し唇を甘く塞ぐ。
紫香の毎日は彼の登場により一変した。
無礼な男と言いつつも彼を待ち、彼のキスや愛撫に我を忘れる自分に惑う。
都を騒がす盗賊が処刑との噂に、獅子王を案じた紫香は取り乱す。
たった二度抱かれただけなのにこんなにも自分は獅子王に心奪われていたなんて――!
更新中です。しばらくお待ちください。