「男が好きなんだろう?」芳紀がずっと心に秘めていた同僚への歪んだ欲望…それを盾にたった一夜の快楽で、芳紀のすべてを強引に暴いた、鷹尾製薬次期社長・晴之。<br />美貌と実力、そして権力をも備えた傲慢な男から与えられたのは、屈辱と羞恥の果ての淫らな愉悦――。<br />晴之のもとへ異動させられた芳紀は、場所も構わず求められ、心とは裏腹に乱れていく。<br />嫌悪しながらもその鮮烈は魅力に魅せられて…。<br />――その男、悪辣。<br />濃密な極上エロス。<br />