「あんなやつはやめとけ。<br />――俺ならもっと菱谷を大切にする」凛として綺麗な菱谷の恋人は、いつもいい加減な男だった。<br />会社の友人として心配する永井は、いつの間にか彼に恋している自分に気付く。<br />花が水を求めるように、愛を求める菱谷。<br />セックスは巧みなのに、キスがぎこちない。<br />永井はそんな菱谷に、本当の愛を教えたいと願うけれど…。<br />大人の落ちる、一生に一度の純愛。<br />