黄色いダイアモンド
幼い頃走るのも泳ぐのも速かった勇は邦彦の憧れだった。
だが成長するにつれ落ちこぼれていった勇は悪い仲間とつるむようになる。
そんな勇を叱っては真っ当な道へ戻そうとしていた邦彦は、突然勇から結婚すると言われる。
本当の勇をわかってくれる優しい女性と二人の間に生まれた子供。
その時邦彦は自分のこの執着が『恋』だということに気づいてしまった。
だがこの想いは胸に秘めたまま終わるはずだったが…。
勇の息子、俊一視点の「歯が痛い」、その後の単行本書き下ろし「十年愛」も収録。
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