秋津川家の若き当主・沙月に脅迫状が届いた。<br />その警護を任されたのは、腕利きと評判の榊だったが、粗野で飄々とした態度は沙月の反感を買ってばかり。<br />しかし、豪奢なパーティの夜、二人きりで踊ることになったワルツは、沙月の心を騒がせて…!?一方榊は、沙月の健気で凛とした純粋さに惹かれる欲に抵抗するが、震えながら縋る沙月の愛おしさに、ゆっくりと押し倒してしまう。<br />何度も唇を重ね、頑なだった沙月の心も榊の指に溶かされて…。<br />