守りの竜は転生花嫁に愛を乞う【SS付】【イラスト付】
「上も下も欲しがるとは、淫らな人の王女だ」口づけはまたたく間に激しく貪るような淫らなものへと変わった。
唇から頬、そして首筋へと痕を残す。
オージェは跪いて腰の曲線を撫で、ドレスの下に手を這わせて……欲情をたたえた目でティリアを見つめて――。
《前世の記憶を呼び戻し、フィリアとなって俺を愛せ》結びの界域を守る神竜オージェのもとに生贄として捧げられた王女ティリア。
オージェはティリアの背中の痣を見て、亡き妻フィリアの生まれ変わりだと言う。
彼に惹かれ始めていたティリアは、今の自分を愛して欲しいと願うが……。
優しさは自分への愛なのか、それとも亡き妻への妄執なのか。
ようやくふたりが想いを分かち合い、激しい愛を交わす頃、母国では神竜との戦いの準備を始めていた――。
「フィリアとして愛して良いのか、ティリアのまま愛していいのか。
可愛い俺の女よ」
更新中です。しばらくお待ちください。