笙一が大株主兼相談役を務めるゴトウ紡績に、不思議な力を持った男達が現れる。<br />その中で最も鮮烈な存在感を放つのが武刀だった。<br />彼の射抜くような視線に晒された瞬間、衝撃が笙一の体を貫く。<br />しかし武刀たちの目的は、ゴトウ紡績の社長・孝道を守ること。<br />決して自分に振り向かないと知りながら、笙一は深夜のオフィスで武刀に体だけの関係を仕掛けてしまう。<br />そして傲慢に与えられる体への快感は、笙一のすべてを喰らいつくすほど熱く…。<br />