王女様に婚約を破棄されましたが、おかげさまで幸せです。
身元を隠して辺境伯ディルクの屋敷でメイドとして働くことになった異国出身のシェーラは、ある日ディルクのお酒に付き合うことに。
恋に不器用な彼は、何度目かの婚約者にふられてしまったらしい。
反省を口にして酔い潰れた彼を介抱したところ、なぜか翌朝、真剣な顔で「責任を取るため、私と正式に恋人となってほしい」と告げられる。
完全な早とちりから始まった関係は、二人に淡い想いを芽生えさせるが、誤解と勘違いが新たな事態を引き起こし!?
更新中です。しばらくお待ちください。