高級白磁<ボーンチャイナ>を天下に売り出す。<br />そんな野望に燃える草太の次の障害は、美濃の焼物流通を独占する特権商人。<br />その取締役をつとめる豪商・西浦屋とチート小僧が激しくぶつかり合う! 地縁血縁にこすからい搦め手――からくもそれらを掻い潜り、草太が見出したわずかな商機は、外国人が来航し始めた下田の港にあった――。<br />『陶器ビジネスで成り上がる・幕末サクセスストーリー』第3巻、ついに(?)草太の野望が海外へ飛躍する!