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最弱無能が玉座へ至る

目覚めると、ケイルは記憶を失っていた。
メイドのエレミーによると、どうやら自分は悪魔族の貴族らしい。
何か大事なことを忘れているような違和感を覚えつつも、ケイルはエレミーの言うままに、貴族の跡取りとしての生活を始める。
それはつまり、次代の魔王となるため悪魔学校で序列1位を目指すということで――「ケイル様は――――誰よりも魔王に相応しい」嵐を生み出す《狂飆》の能力で学園の強者相手に無双する!! 記憶をなくした少年が魔王を目指す、学園異能ファンタジー第3幕!!




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