厄介事を起こすのは、いつだってよそ者だ。<br />七十歳の光太郎は憤慨していた。<br />われわれが町を守らなくては――。<br />そこで互助会の仲間たちと手を組み、トラブルを起こす危険人物を町から追い出し始める。<br />その手段はなんと嫌がらせ!? 老人だからこそできる奇想天外な作戦はなかなか好調に思えたが……。<br />大家と揉めていた男を次なるターゲットに決めたことから、事態は思わぬ方向へと動き始める。<br />【解説】東えりか