(ム、ムスコが食べられるぅ)祐作はおののいた。<br />ずぶずぶずぶ。<br />女の奥底に初めて分身が呑みこまれていく感覚は、そう表現するほかなかった……さびしい「やらずの二十歳(はたち)」=「ヤラハタ」を迎えてしまったフリーターの祐作に、女運が到来した。<br />ありついた高級惣菜の宅配仕事。<br />デリバリ先には熟れた肢体をもて余す奥さま方が……。<br />入れ食いだぁ!