放射能が降っています。<br />静かな夜です。<br />――この一節から始まった「詩の礫」は新聞、雑誌、ウェブ、テレビ、ラジオで大反響。<br />震災以降も和合氏を特集する番組は継続されている。<br />被災地に暮らす者の怒り、祈りをのせた叫びのような言葉は、震災以降もツイッター上で発表され続け、原発の再稼動、政権交代など、あの日からの2年間に起きた社会的事象と連動しながら言葉を紡いでいく。<br />