極秘司令 皇統護持作戦 我ら、死よりも重き任務に奉ず
昭和20年8月17日、大村基地の海軍343航空隊。
隊長の源田実が下令する。
「俺は自決する。
行動をともにする者は柔剣道場に集まれ」将兵らは最期の杯を交わすうちに減り、残った者は23人。
源田は言った。
「死ぬよりも重要な任務がある」皇統護持作戦。
天皇陛下処刑という最悪の事態に備え、皇族の子弟を九州山中に隠匿する極秘作戦をいまから展開する。
源田はそう宣言した。
作戦は以降36年間にわたり極秘裏に継続された。
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