COMIC
GAME
G動画
G写真
ラノベ
通販
いいね
Rank

殺し合う家族

浴室に転がった孝の生首が、貴子を見上げていた。
「いゃあっ!」。
貴子は悲鳴を上げ、生首を蹴り上げた。
「お父さん!」。
優太が、赤い飛沫を上げながら排水口に転がる生首を慌てて拾い上げた。
―死体の解体を終えた貴子は最後の足をゴミ袋に詰めた。
手伝わされた優太は完全に壊れていた。
この場で繰り広げられている地獄絵図は、富永の存在なしには起こり得るはずがなかった。




ユーザレビュー
  • 0
  • 0
  • 0



ライトノベル・小説
©LOQUY 2018-2024 AllRight Reserve.