藪原法律事務所の居候弁護士、朝吹里矢子。<br />駆け出しの彼女にとっては毎日が新鮮な‘事件’だ。<br />建築会社の名門、山浦家に深夜しのびこんだ男が、泥棒と間違えた山浦に木刀で殴られ、バルコニーから転落し死亡した。<br />しかし死んだ男は山浦の一人娘の婚約者で、彼の直属の部下だった。<br />正当防衛か傷害致死か。<br />階下で発見されたシャツのボタンが意外な真相を暴きだす。<br />新米女性弁護士の活躍を描く会心の推理。<br />
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