パンドラ・アイランド【上下合本版】
職業、保安官。
41歳の元刑事が、孤島の島で遭遇した殺意と欲望。
秘密の扉を開けてしまった男の孤独な戦いの行方は?柴田錬三郎賞受賞作!東京から七百キロ、小笠原の先にある一見平和でのどかな南の楽園・青國島。
その島に、一人の男がやってきた。
高州康彦、41歳、元刑事。
彼の仕事は‘保安官’。
司法機関のないこの島での治安維持が任務だ。
都会での生活に疲れ、妻とも離婚し、平穏な暮らしを求めてやってきた。
そんな高州の願いは、一人の老人の死によって打ち破られた。
泥酔して海に転落した草引の死に疑問を抱く高州。
島特有のしきたり、排他的な島の人々……さまざまなものが捜査の行方を阻む。
更新中です。しばらくお待ちください。