08年に勃発した山口組vs住吉会「埼玉抗争」。<br />六代目山口組直参、落合勇治は報復の‘首謀者’とされた。<br />一貫して無罪を主張した裁判で、検察のデッチ上げが露呈するも無期懲役。<br />それでも落合は戦いを止めない。<br />それは「自分のための嘘はつかない」という矜持を守るため――。<br />気鋭の作家が丹念な取材で‘男の生き様’を解き明かしたノンフィクションノベル!