とある密命のもと、巨悪を葬る人斬りを業(なりわい)とする松平蒼二郎。<br />辰次、澄江、丈之介ら、一癖も二癖もある仲間と共に、人知れず悪を斬る。<br />その存在を知る者は極めて少ない。<br />だがその正体が、火付盗賊改方、荒尾但馬守成章に気づかれてしまう。<br />成章としては、好き勝手に見える彼らの闇仕置を断じて容認するわけにはいかぬ。<br />追いつめられた蒼二郎たちは……。<br />剣豪小説、圧巻の第四弾!