その暴れっぷりから‘ごじゃもん’と恐れられた竹中武。<br />実兄の四代目山口組・竹中正久組長がヒットマンの銃弾に倒れると、仇討ちのために一和会へ猛烈な報復戦を展開する。<br />だが、敵将の首にこだわる武は、いつしか山一抗争の決着を急ぐ執行部と対立。<br />ついには山口組を離脱する。<br />巨大組織の猛攻を受けながらも、自身の信念を貫いた──。<br />最後の極道と称された侠(おとこ)の生涯を描いた実録ノベル!