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廻船料理なには屋

読むとお腹が空く時代小説。
大坂から江戸に来て、見世を始めた兄妹。
贔屓になってくれた常連たちの意見を取り入れ、東西のええとこどりした料理を出す「なには屋」。
この見世を舞台に、様々な事件が……。
各社で、シリーズを持つ著者が描く、読むとお腹が空く時代小説。
!江戸で上方の味を食べられる廻船料理なには屋は、大坂の浪花屋という廻船問屋の次男とその妹がやっている。
当初は東西の味覚の違いに苦労しながらも、菱垣廻船で運ぶ味噌や醤油などの食材を用い、常連の八丁堀同心らの助言で、工夫した料理が評判を呼び、波に乗ってきた。
そして、妹が婿を迎えて、暖簾分けができて、順調なところに、寿老人のお告げがあったと大坂から兄妹の母親がやって来ると知らせが……。
好調シリーズ最終巻。




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