めぐり会い<新装版>
悲しくて切ない想いが詰まった恋愛小説であるこの作品は、読者にとって思いがけない結末を迎える。
まさかどんでん返しでこんなにも泣かされるなんて見合いで結婚した夫には好きな人がいた。
十年も前から、今も続いている。
その事実を知っても、平凡な主婦の華美には、別れて自力で生きていくことが出来ない。
そんな彼女の癒やしは、絵を描くことだけだった。
ある日、自分のデジカメに撮った覚えのない少年と、彼が書いたと思われる詩が写っているのを見つける。
その少年にひかれ、恋をした時、運命は、とんでもない方向へ動き始めた……。
(ノンストップ・ラブ・ミステリー)第一章 桜の乱第二章 バタフライ・エフェクト第三章 恍惚第四章 はらわたに棲む悪霊第五章 炎に魅せられし者第六章 失われたノート第七章 持ち寄りピザ・パーティー第八章 ストーカー第九章 残されたメッセージ第十章 逆流の旅第十一章 怯える住人第十二章 愛されない者、愛せない者第十三章 連続放火魔の正体第十四章 琵琶湖の家第十五章 タイムスリップ第十六章 十年前のアルバム第十七章 めぐり会い解説 村上貴史
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