一億円のさようなら
直木賞作家、文句なしの最高娯楽小説!加能鉄平は妻・夏代の驚きの秘密を知る。
いまから30年前、夏代は伯母の巨額の遺産を相続、そしてそれは今日まで手つかずのまま無利息の銀行口座に預けてあるというのだ。
その額、48億円――。
結婚して20年。
なぜ妻はひた隠にしていたのか。
日常が静かに狂いだす。
もう誰も信じられない。
鉄平はひとつの決断をする。
人生を取り戻すための大きな決断を。
夫婦とは、家族とは、お金とは。
困難な今を生きる大人たちに贈る、極上の物語。
「ぼくはこの作品にまるまる2年間費やした。
もうこれ以上おもしろい物語は書けないかもしれない」(白石一文)白石作品、過去最高のエンタメ度!
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