癌病船応答セズ
新型コロナウィルスの出現を予見したパニックサスペンス長篇!イタリアのテロ組織リーダー、ジョルジュ・コロンボは、潜伏中に起こした交通事故現場から、愛人を残して逃走した。
その女性が原因不明の新型ウィルスに感染していた。
発症後の死亡率は百パーセント。
戦慄が世界を走った。
各国が国境を封鎖し感染を食い止めようとするなか、癌病船・北斗号が病原体解明に乗り出した。
だが、なす術なく犠牲者は増え続けるばかり。
感染者と思われるコロンボも人質を盾に卑劣な逃亡を続ける。
唯一の手掛かりはアフリカの地にあった…。
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