汐のなごり
物流の担い手だった北前船や、世界に先がけて米相場が開かれていた北の湊に生きた人々の物語。
凜とした端正な時代小説!惜しくも急逝した北重人、追悼刊行。
日経新聞(11/2付)の書評で、北重人の美質は艶やかな文章にあるけれど、今回は風景描写で見事な成果を上げている、と紹介されました。
日刊ゲンダイ(10/3付)の[書評]に心打つ時代小説集と紹介されました。
大藪賞受賞作家の新境地! 北前船が着く北の湊を舞台に、遊女や、廻船問屋、古手問屋、敵討ちに出向く武士、米相場を張る相場師など、運命に翻弄されながらも、強く、しなやかに生き抜く人々の物語。
『海上神火』『木漏れ日の雪』『海羽山』『歳月の船』『賽土の神』『合百の藤次』など6編収録。
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