文京区千駄木の神社境内で1人の男が殺された。<br />被害者は次期検事総長の椅子が確実だと言われていた東京高検検事長の梶田淳夫と判明。<br />妻の話では、梶田は退勤後、九州から上京した高校時代の友人・久住に会う予定だったらしい。<br /> 久住に連絡を取ると、確かに梶田とは会ったが早い時間に別れており、梶田は急用があると言い、赤坂へ向かったという。<br /> 赤坂へ向かったはずの梶田はなぜ文京区にいたのか? 誰に会いに行ったのか? 本格ミステリ-長篇。<br />