夏が近づく季節、母方の故郷・磐座を訪れた奈智。<br />十四歳になると参加することになる二か月に及ぶ長期キャンプは、「虚ろ舟乗り」の適性を見極めるためのものだった。<br />キャンプの本当の目的を知らないまま参加した奈智は、磐座の地や両親の死にまつわる因縁、謎めいた人物たちに翻弄されていく……。<br />恩田陸が放つ、吸血鬼小説の新機軸! SF長編。<br />