COMIC
GAME
G動画
G写真
ラノベ
通販
いいね
Rank

宿神

狂うてよいか。
女院が義清に囁いた。
狂ってしまったのは義清の方であった。
その晩のことに感情のすべてを支配されている。
もう、我慢が利かない、また逢うしかない。
しかし女院は言う。
あきらめよ、もう、逢わぬ……。
義清は絶望の中、こみあげてくる熱いものにまかせ、鳥羽上皇の御前で十首の歌を詠み、書きあげた。
自分がさっきまでとは別の人間になってしまったことを、義清は悟っていた。
著者渾身の大河伝奇絵巻、第二巻!




ユーザレビュー
  • 0
  • 0
  • 0



ライトノベル・小説
©LOQUY 2018-2024 AllRight Reserve.